最新レポート

6月3日(月) 第53回月例会を開催しました!

第53回月例会開催報告

6月3日(月)第53回 6月度月例会は、渋谷QWSにて開催されました。

今回の月例会では、株式会社ZERO Animationの代表取締役である足尾暖氏を講師に迎え、「人口減少社会における大手企業の再編と、地方事業者への期待」をテーマに講演が行われました。

足尾氏は新卒でアニメ制作スタジオに入社し、「ポケットモンスター」などの制作に携わった後、ゲーム関連のCGプロダクションや大手デジタル広告代理店での経験を積み、2023年に株式会社ZERO Animationを起業しました。現在は、新潟県湯沢町を拠点に、エンタメ、デジタル、地域を主軸に活動されています。

講演では、足尾氏の故郷である鳥取出身の背景や、新潟県湯沢町を拠点に選んだ理由について触れました。湯沢町は、東京と新潟市の中間に位置し、双方へのアクセスが良好であるため、ハブ機能を果たすと説明されました。

また、足尾氏は「地方創生」についての考えを述べ、「ニーズとニーズを繋ぐこと」を重視されている様子がしっかりと伝わってきました。これは、出会いや発見を通じて人々を繋げることを意味し、具体的な事例として「クリエイティブの街、新潟」の取り組みを紹介しました。新潟アニメ連合などを通じて価値を繋ぎ、発揮する場を統合し、環境を活用する活動について詳しく話されました。

足尾氏の講演は、地方におけるクリエイティブな取り組みの可能性を示し、社会のニーズを見つけ、その土地の価値を最大限に活かす方法について多くの示唆を与える大変参考となるものでした。

ページ上部へ戻る