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1月9日(火) 賀詞交換会及び特別講演を開催しました!

2024年賀詞交換会及び特別講演開催報告

2024年1月は、賀詞交換会及び特別講演を渋谷QWSにて開催いたしました。

なお、元旦の能登の大地震をうけ、会開催前に参加者全員で黙祷を捧げ、急遽予定を変更し能登大地震の現況報告の時間を設けました。
現地からは本川理事(元・氷見市長)がオンラインで参加し、情報交換が行われました。実際の被害状況を画像とともに報告いただき、今後R3ができることについてより具体的に話し合う良い機会となりました。

<特別講演>
和田貴充氏の講演では、まず「空き家ビジネス」に焦点が当てられました。特に2024年の空き家特措法改正に伴い、柔軟性が向上し、土地の価格が上昇するなど良い効果が期待されていることが紹介されました。和田氏は、このビジネスを始めるきっかけとなった、軍艦島訪問で次世代の問題に対する意識を強くしたエピソードもご紹介くださいました。

日本一の空き家数を抱えるところは実は東京都であることをを例に、空き家問題の主な原因として相談先不足、相続の難しさ、片付けの難しさ、情報不足、行政のアドバイス不足等を挙げました。その解決策として、和田氏の経営する「空き家活用株式会社」では、行政と安全を結びつける「ワンストップサービス」の提案が行われております。このサービスには、空き家データベース、マッチングサービス、アフターケアの3つの要素が含まれており、地域振興への寄与が期待されます。

さらに、和田氏は地方創生の視点から、「貸す物件」を活用し、地方に人を引き寄せることの重要性を強調されました。具体的な活用方法として、エア&ビー、レンタルスペース、民泊などのコンビネーション利用や災害時の活用法が挙げられ、これらの手法を通じて地域振興を促進する道が今後ますます開かれていることが期待できるご講演でした。

▼講師プロフィール
和田 貴充氏
空き家活用株式会社 代表取締役社長

元不動産会社勤務で、日本の空き家問題解決を使命とし、2015年に空き家活用株式会社を設立。独自のデータ収集手法やアプリケーション「アキカツ調査クラウド」を提供し、地域との連携を強化。YouTubeチャンネル「ええやん!空き家やんちゃんねる」では、登録者46,000人超と総動画再生回数760万回以上を誇る。

▼講演テーマ
「空き家対策と地方創生」

▼ホームページ
空き家活用株式会社
https://aki-katsu.co.jp/

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